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更新日:
2008年6月28日
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◎西アフリカで髄膜炎流行、死者・致死率はSARS上回る(2003年5月3日、朝日新聞)
新型肺炎SARSがアジアを中心に広がる一方で、西アフリカのブルキナファソでは髄膜炎の感染が深刻化し、世界保健機関(WHO)は対策を本格化させた。2日に報告された患者数は7146人。うち死者1058人で、致死率は14.8%。いずれもSARSを上回っている。
この病気は髄膜炎菌と呼ばれる細菌が引き起こす。高熱や頭痛、吐き気などの症状が出る。悪化すると意識障害に陥り、死亡することも多い。
流行は1月に始まり、WHOは2月、集団感染の注意を出したが、3月には隣国のニジェールでも集団感染が確認されている。予防にはワクチンが有効。現在、WHOの協力のもとワクチン接種が進められている。
一方、2月下旬に中央アフリカのコンゴ共和国で流行が確認されたエボラ出血熱による患者はこれまでに140人になった。このうち死者は123人で、致死率は88%に上っている。
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