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更新日:
 2009年1月2日






◎台北市士林区社子島地区に於けるデング熱の発生について(2008年8月21日、財団法人交流協会)
 台北市内で10年振りに士林区社子島でデング熱が発生しました。8月16日に3人が発熱し、台北市衛生局が17日、社子島の住民の血液検査を行ったところ、8人がデング熱の陽性反応を示しておりますが、その後の新たな感染の報告はされておりません。
 今回の原因は、ミヤンマーに行った観光客がデング熱にかかり、その人間から蚊を媒体として感染したものです。
 台北市衛生局によれば、感染地域に対して、消毒を施し、島の住民に対して外出する時は蚊にさされない様注意を呼びかける等、9月3日までの期間は警戒体制をとる予定です。皆様におかれましては、士林区社子島に行かれる際にはご注意下さい。

【参考】:デング熱について
(1)デング熱は蚊を媒介とするウイルスによって引き起こされる感染症ですので、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防策です。防虫スプレーや蚊取り線香の使用、蚊帳の利用、厚手の服の着用により、蚊に刺されることはある程度予防できます。
(2)デング熱の症状は、ウイルス感染後、1週間程度の潜伏期を経て、突然の発熱で確認されます。発症すると高熱とともに、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹等の症状が見られます。
(3)治療方法について、一般的には対症療法のみで、特効薬はありませんが、特別な治療を行わなくても軽症で済む場合が多く、死亡率は1%以下と言われています。

◎東南アジアでデング熱流行、地球温暖化が影響か(2007年7月23日、産経新聞)
 東南アジア各国で、蚊が媒介する感染症、デング熱が流行している。カンボジアでは今年上半期、昨年同期の倍以上となる約1万5000人の感染が確認され、182人が死亡。感染拡大の背景に、地球温暖化の影響を指摘する声もある。
 デング熱は、ウイルスを持つ蚊に刺されることで感染。高熱などの症状が現れ、通常は1週間程度で回復する。まれに出血を伴う重症となり、死亡することもある。
 各国政府が確認した今年上半期の感染者数は、タイ、マレーシア、ベトナムでそれぞれ2万人を超え、昨年同期比で20〜30%台の増加。実際の感染者数はこれを上回る。ワクチンがないため、当局は蚊の繁殖場所をつくらないよう注意を呼び掛けている。
 世界保健機関(WHO)は、温暖化によって蚊の繁殖が活発になり、生息域も広がって感染が拡大した可能性があると指摘。WHO西太平洋地域事務局の尾身茂(おみ・しげる)事務局長は7月初旬の会合で、1978年に384件だったシンガポールのデング熱感染確認が、98年には5258件に増加し、この間に年平均気温が1.5度上昇したことを紹介。「地球温暖化は、健康と生命に深刻な影響をもたらしている」と懸念を示した。
 デング熱は3〜5年周期で流行を繰り返すとされるが、タイ保健省の担当者は「ここ3、4年は周期が崩れて感染拡大の予測も困難。気候変動が原因になっている疑いが強い」としている。
 日本の外務省は、デング熱発生地域へ渡航する際は、長袖シャツ、長ズボンを着用して肌の露出を少なくするなどの感染予防に努めるよう呼び掛けている。

◎デング熱:東南アジアで流行、地球温暖化が影響?(2007年7月22日、毎日新聞)
 東南アジア各国で、蚊が媒介する感染症、デング熱が流行している。カンボジアでは今年上半期、昨年同期の倍以上となる約1万5千人の感染が確認され、182人が死亡。感染拡大の背景に、地球温暖化の影響を指摘する声もある。
 デング熱は、ウイルスを持つ蚊に刺されることで感染。高熱などの症状が現れ、通常は1週間程度で回復する。まれに出血を伴う重症となり、死亡することもある。
 各国政府が確認した今年上半期の感染者数は、タイ、マレーシア、ベトナムでそれぞれ2万人を超え、昨年同期比で20〜30%台の増加。実際の感染者数はこれを上回る。ワクチンがないため、当局は蚊の繁殖場所をつくらないよう注意を呼び掛けている。
 世界保健機関(WHO)は、温暖化によって蚊の繁殖が活発になり、生息域も広がって感染が拡大した可能性があると指摘。WHO西太平洋地域事務局の尾身茂事務局長は七月初旬の会合で、1978年に384件だったシンガポールのデング熱感染確認が、98年には5258件に増加し、この間に年平均気温が1.5度上昇したことを紹介。「地球温暖化は、健康と生命に深刻な影響をもたらしている」と懸念を示した。
 デング熱は3〜5年周期で流行を繰り返すとされるが、タイ保健省の担当者は「ここ3、4年は周期が崩れて感染拡大の予測も困難。気候変動が原因になっている疑いが強い」としている。
 日本の外務省は、デング熱発生地域へ渡航する際は、長袖シャツ、長ズボンを着用して肌の露出を少なくするなどの感染予防に努めるよう呼び掛けている。

◎デング熱:邦人会社員が死亡、ベトナムで(2006年12月20日、毎日新聞)
 ベトナム南部ホーチミン在住の日本人の男性会社員(31)が今月11日にデング熱で死亡していたことが20日、分かった。在ホーチミン日本総領事館が明らかにした。
 デング熱は蚊が媒介する感染症。保健省によると、ベトナムでは今年1月から11月までに6万4500人以上が感染し、58人が死亡するなど、昨年に比べて3割以上も多い死者が出ている。東南アジア各国でも流行しており、日本外務省は渡航者などに注意を呼び掛けている。(ハノイ共同)

◎デング熱:インド首都圏で感染拡大、シン首相の孫も入院(2006年10月5日、毎日新聞)
 インドの首都ニューデリーや周辺でデング熱の感染が広がっており、民放テレビNDTVが4日報じたところでは、マンモハン・シン首相の孫2人も感染、うち1人が入院した。PTI通信によると、デリー首都圏では同日までに約500人が感染し、少なくとも15人が死亡した。
 デング熱は蚊が媒介するウイルス性の感染症。デリー首都圏と周辺3州で感染が広がっており、5日に各州保健相が集まり緊急対策協議を開く予定。インド政府はまだ深刻な流行ではないとしているが、野党のインド人民党は実際の感染者はニューデリーなどで1000人を超えているとして政府の対応を批判している。(ムンバイ共同)

◎デング熱:フィリピン各地で流行、政府が対策指示(2005年8月10日、毎日新聞)
 【マニラ大澤文護】蚊が媒介するウイルス性の熱帯病「デング熱」が今年、フィリピン各地で流行している。10日付の地元英字紙インクワイアラーは、今年の発生件数は例年を大幅に上回る2万件に達するとの専門家の見方を紹介し、国民に注意を呼びかけている。
 デング熱は高熱と全身のけん怠感などが続く病気。ほとんどの場合、後遺症なしに回復する。しかし感染者の数%は、血小板が減少して消化管出血などを起こす「デング出血熱」と呼ばれる症状を起こし、手当てが遅れた場合、死亡するケースもある。
 フィリピンでは、雨期に入った6月ごろから本格的に流行し始めた。同国保健省によると、今年1月から今月3日まで、全国で1万2308件が発生し、159人が死亡した。マニラ首都圏で1853件、国際的な観光地のセブ島周辺地域でも1198件の発生が確認されている。
 フィリピン政府はデング熱を媒介する蚊の発生防止対策を全国の自治体に指示した。また、重症患者の多くが子供に集中していることから、学校周辺で蚊の発生源となる水たまりの撤去や消毒作業が続いている。

◎デング熱の死者400人に、インドネシア(2004年3月10日、産経新聞)
 インドネシア保健省当局者は10日、今年に入って同国で流行している蚊が媒介するウイルス性感染症デング熱による死者が同日までに全国で計408人に達したことを明らかにした。
 全国32州のうち29州で合計約3万人の感染者が報告されており、死者は西ジャワ州87人、東ジャワ州69人、ジャカルタ特別市65人など。
 保健省によると、昨年は感染者が約5万人、死者は743人。同国では約5年周期でデング熱が大流行するとされている。(共同)

◎変異ウイルス流行か、インドネシアでデング熱(2004年2月18日、産経新聞)
 インドネシア保健省当局者は18日、今年に入って同国で、蚊が媒介するウイルス性感染症デング熱による死者が161人に達したことを明らかにした。前年同時期に比べ4倍前後で、今後も増える見通し。
 同省は「異常事態」として警戒を強化。従来より強力な変異したウイルスによる可能性があるとみて調べている。
 これまでに約8000人に上る感染者が報告されたのは全国32州のうち11州。ジャワ島に多く、死者数は中ジャワ州39人、東ジャワ州38人などとなっており、首都ジャカルタでも17人が死亡した。
 保健省によると、2003年は感染者数が約5万人、死者数は743人だった。同国では約5年周期でデング熱が大流行するとされている。(共同)




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