エボラ出血熱に関するニュース

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更新日:
 2010年1月24日






◎比のエボラ、人にも感染(2009年1月23日、産経新聞)
 フィリピンで昨年、養豚場の豚がエボラウイルスの一種に感染していた問題で、養豚関係者の1人も同ウイルスに感染していたことが23日、分かった。現地で調査に当たるフィリピン保健省や国連食糧農業機関(FAO)など国際機関は、感染経路の特定に向け、さらに調べを進める。
 人と接触する機会が多い家畜への感染が世界で初めて確認されたため、専門家の合同チームが今月6日から人への感染の有無などに関する調査を実施。保健省当局者らによると、養豚場に出入りしていた関係者約50人の血液などを検査したところ、豚で見つかった「レストン」と呼ばれるタイプのエボラウイルスに1人が感染していた。発症はしておらず、感染源が豚かどうかも不明という。
 レストンタイプは人への病原性がないとされ、これまで人が感染したケースで発症例は確認されていない。保健省などは、直ちに重大な事態に発展する可能性は低いとみているが、家畜から人に感染したとすれば公衆衛生上の問題があるとして、実態解明に努める。

◎新種のエボラウイルス確認、ウガンダで昨年流行(2008年11月22日、産経新聞)
 アフリカ東部のウガンダで昨年流行し、37人が死亡したエボラ出血熱は、新種のエボラウイルスが原因であることがDNA解析で分かったと、米疾病対策センターの研究チームが17日、米専門誌「プロス・パソジェンズ」に発表した。
 致死性のエボラウイルスとしては「ザイール」「スーダン」と呼ばれるタイプに続き3種目。致死率は36%以下で、80〜90%のザイール、50〜55%のスーダンより低い。
 このウイルスによる流行は、ウガンダ西部のコンゴ(旧ザイール)との国境付近で昨年11月に確認され、約1カ月後に終息した。
 既存のタイプと比べDNA配列が30%以上も異なるため、発生直後にはエボラウイルスであることの確認にも手間取ったという。チームはこのウイルスを迅速に特定できる診断法の開発が必要だと指摘している。

◎エボラ出血熱:コンゴ民主共和国で感染者確認、5人死亡(2007年9月12日、毎日新聞)
 【ヨハネスブルク支局】世界保健機関(WHO)は11日、致死率の極めて高いエボラ出血熱の感染者がコンゴ民主共和国(旧ザイール)で確認され、5人が死亡したと発表した。同国で感染が確認されたのは、95年に250人が死亡した旧ザイール時代以来。
 ロイター通信などによると、同国南部のカサイで5人が陽性と判明した。この地区は95年に大規模な感染が起きたキクウィトの東に位置する。死因は特定されていないが、最近4カ月間でも120人が死亡したとの報告がある。
 血液への接触などで感染するエボラ出血熱は感染力が高く、致死率は50〜90%に達すると言われている。

◎エボラウイルスの宿主、コウモリの可能性高まる(2005年12月3日、朝日新聞)
 感染すると致死率の高いエボラ出血熱は、流行地域のアフリカに生息するコウモリが広めている可能性の高いことが、ガボンのフランスビル国際医学研究センターなどのチームの調査で分かった。これまでもコウモリがエボラウイルスの自然宿主ではないかと疑われてきたが、感染しても症状の出ないコウモリが見つかった。英科学誌ネイチャーの最新号で発表した。
 チームは、01〜03年の流行時にガボンとコンゴ共和国の感染地域で捕獲されたコウモリや鳥などの動物1030体について、感染の有無を調べた。このうち3種のコウモリからウイルスの遺伝子や感染を示す抗体が見つかり、いずれも発症していなかった。感染しても発症しない動物がいてウイルスを媒介しているはずだ、とみられていたが、不明だった。
 地元ではこれらのコウモリを食べており、食べたり近づいたりしないよう徹底することで、人への感染を防げると考えられるという。
 エボラ出血熱は、発熱や下痢、嘔吐(おうと)が激しく、体中から出血しやすくなって多臓器不全などに陥る。アフリカで人やゴリラでたびたび流行する。

◎エボラ出血熱:コウモリが媒体か、国際チーム発表(2005年12月1日、毎日新聞)
 アフリカで散発的に流行が繰り返され、致死率は90%にも達する感染症のエボラ出血熱は、現地で食用にもされるコウモリが広めている可能性があることが30日、明らかになった。
 ガボンなどの国際チームが、症状が全くない3種類のオオコウモリからエボラウイルスの遺伝子や抗体を検出し、12月1日付の英科学誌ネイチャーに論文を発表した。
 エボラウイルスの自然宿主や感染ルートは謎だったため、有効な予防策が取れなかった。チームは「コウモリが感染源なら、食用を避けることで人への直接感染を大幅に減らせる可能性がある」と指摘している。(ワシントン共同)

◎エボラ出血熱で11人死亡、コンゴ(2003年11月17日、産経新聞)
 コンゴ共和国からの報道によると、同国のモカ保健・人口相は16日、首都ブラザビルの北方約700キロのムボモ付近でエボラ出血熱により11人が死亡したことを明らかにした。
 同国では、今年2月から4月にかけてエボラ出血熱で120人が死亡。世界保健機関(WHO)は大量発生を意味する「アウトブレーク」を宣言したが、保健省は感染拡大をほぼ抑止したとしていた。(共同)

◎ガボンの死者42人に、コンゴで12人(2002年2月9日、毎日新聞)
 ガボンからの報道によると、2001年末に同国で発生し、東隣のコンゴ共和国に拡大した致死性の感染症、エボラ出血熱をめぐり、ガボンのブクビ保健・人口相は8日、ガボンでの死者が42人に達したことを明らかにした。世界保健機関(WHO)によると、コンゴ共和国での死者は12人。両国合計で死者は54人となった。(ヨハネスブルク共同)

◎ガボンでの死者12人に、WHO(2001年12月18日、毎日新聞)
 世界保健機関(WHO)によると、アフリカのガボンで発生したエボラ出血熱の死者は17日までに、先週の時点より1人増えて計12人に達した。感染者は16人。
 エボラ出血熱はいったん発生すると感染者が爆発的に増えるケースがある。
 ガボンの感染者が小人数でとどまっていることについて、WHO当局者は(1)ガボンは過去三回エボラ禍を経験しており、対処方法の知識がある、(2)発生地域が人口過疎地のため感染拡大が遅い、などが要因として挙げられるとしている。(ジュネーブ共同)

◎ガボンで発生、10人死亡、コンゴでも似た症状(2001年12月10日、毎日新聞)
 世界保健機関(WHO)は9日までに、致死率が高いエボラ出血熱の恐れがある症例がアフリカ中部のガボンとコンゴ(旧ザイール)で1件ずつ発生したことを確認した。
 このうち、ガボンの症例はエボラ出血熱と判明。WHOスポークスマンは10日、ガボンで同日までに11人がエボラ出血熱に感染し、うち10人は死亡したと語った。
 コンゴのケースについては、エボラ出血熱ではないことが確認された。コンゴでは、エボラ出血熱とよく似た症状で20人以上が死亡していた。
 WHOは専門家チームをガボンに急派、同国政府とともに大量発生(アウトブレーク)の封じ込めに着手した。感染者と死者はさらに増える恐れがある。
 スポークスマンによると、今回エボラ出血熱が発生したのはガボン東部。エボラ出血熱は感染力が極めて強いことから、WHOは当面、感染拡大防止に全力を挙げる。情勢次第で防護服などの搬送を検討する。
 エボラ出血熱は1976年、スーダン西部で最初に確認された。致死率が50〜70%のスーダン型と、同70〜90%のザイール型がある。アフリカはエボラ出血熱の大量発生を繰り返しており、ガボンでも過去3回、大量発生が起きている。(ジュネーブ共同)

◎アフリカで症例、大量発生懸念、WHO(2001年12月9日、毎日新聞)
 世界保健機関(WHO)は9日までに、致死率が高いエボラ出血熱の恐れがある症例がアフリカ中部のガボンとコンゴ(旧ザイール)で1件ずつ発生したことを確認した。
 同スポークスマンによると、このほかガボンでは少なくとも17人が、コンゴでは20人以上がエボラ出血熱と似た症状で死亡した。
 アフリカは過去にもエボラ出血熱の大量発生(アウトブレーク)が起こっており、WHOは患者の血液サンプルの分析などを通じ、死因の特定を急いでいる。
 スポークスマンは「今回のケースがエボラ出血熱の大量発生かどうかは、慎重に見極める必要がある」とも強調している。
 サルがウイルスを運び、感染力が強いエボラ出血熱は1976年、スーダン西部で最初に確認された。1995年にザイール(当時)で発生したケースでは244人が死亡。ウガンダでも昨年、約300人が感染し、90人以上が死亡した。ガボンも過去3回、大量発生を経験している。
 エボラ出血熱には、致死率が50〜70%の「スーダン型」と、致死率が70〜90%の「ザイール型」がある。(ジュネーブ共同)





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