車検のお話
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更新日:
 2008年6月28日





車検とは
 自動車の車検とは、正式には「車両検査」のことです。これは、車両法で定められている保安基準、つまり安全に走るための基準を満たしているかどうかを検査することです。車検に合格すると、自動車検査証(フロントガラスに貼ってあるシール)をもらえます。安全性の基準だけではなく、排気ガスの環境面の基準もチェックします。車検には有効期間があります。
 車両検査では自動車全体のチェックをします。ベルトの緩み、オイル漏れ、エンジン、燃料系統、ブレーキ、タイヤ等々、安全に走行できるかなど、細かく点検します。
 車両検査は、国の認定を受けた整備工場で受けることができます。自動車を買ったディーラー以外でも車検は受けられます。認定を受けた整備工場には、認定工場と指定工場があります。指定工場は、自動車検査員がいて、車検の継続検査を行うことができます。認定工場では、継続検査ができず、陸運支局で自動車を検査します。
 車検は車検満了日(車検が切れる日)の1か月前から受けられます。1カ月以内であれば、次回の車検満了日は短くなりません。

・車検の有効期間
 乗用車:初年度の車検は3年間、継続車検は2年間です。
 商用車:初年度車検は2年間。継続車検は、例えばタクシーは1年間。

・車検の時期
 車検証を見ると車検の有効期限が書いてあります。
 有効期間が満了する1ヶ月前から車検を受けることができます。

・車検の費用
 税金や保険料金などの法定費用、検査点検料など。車種や整備工場によっても異なります。

・車検証
 車検証には、ナンバーや登録された年月日、自動車の種別、用途(自家用車/商用車)、車名、車両の型式、排気量、車体番号、自動車の所有者などが書いてあります。車検証は、自動車の身分証のようなものです。

・車検当日に必要な書類。
 自動車検査証、自動車損害賠償責任保険証明書、納税証明書、認印、車検料。




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