プラオ、プラーオ、プラウ

このページは、インドの御土産を紹介していきます。

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更新日:
 2008年1月24日



◎プラオ、プラーオ(pulao)、プラウ(pulau)(2021年2月7日)

 プラオはインドの米料理で、一般的にはスパイス(香辛料)の炊き込み御飯です。鍋に油をひいてクミンなどのスパイスや玉葱、米などを炒めた後に水や調味料を加えて炊いた御飯です。
 同じインドの米料理である「ビリヤニ」に似ていますが、ビリヤニよりも作り方が簡単だそうです。ビリヤニは肉、タマネギ、スパイスなどで作ったグレービー(カレー)の上に別の鍋で半分ぐらい炊いた米を乗せ、層にして作るのが基本ですが、プラオは多めの水分にお肉、スパイスを入れて煮込んで出汁をとり、そのダシ汁(ヤックニー)に生の米を入れて、炊き込み御飯のように作ります。
 ビリヤニは多種類のスパイスを使うのに対して、プラオに使うスパイスの種類は少ないそうです。また、あまりパウダースパイスを使わず、ホールスパイスを使う場合が多いそうです。さらにビリヤニはレッドチリ、青唐辛子、コショウなどを使って辛みを出しますが、プラオは基本的に辛みのあるスパイスは使わないそうです。
 見た目は、ビリヤニは層にして炊くため、スパイスの色がついた部分とそうではない部分があり、お皿に盛った時、まばらな色合いになりますが、プラオはヤックニーに生のお米を入れて作るため色は均一になります。
 使う野菜やスパイスには特に決まりはないため、バリエーションが豊富な料理です。鶏肉を使ったチキンプラオ、玉葱とニンニクのプラオ、ターメリックとサフランのプラオやフルーツのプラオなどもあるそうです。味付けによっては、プラオだけでメインディッシュとしたり、薄く味付けてカレーと一緒に食べることもあるそうです。




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