タンドーリ・チキン

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更新日:
 2008年1月24日



◎タンドーリ・チキン(Tandoori Chicken)(2015年11月15日)
 香辛料やヨーグルトに漬け込んだ鶏肉を「タンドール」と呼ばれる壷窯で焼いた料理。

 タンドーリ・チキン、タンドゥーリー・チキン、タンドリーチキンなどと呼ばれる料理は、パンジャーブ地方に伝わる北インド料理の1つです。ヨーグルト、カシューナッツペースト、塩などの調味料と、コショウ(胡椒)、赤唐辛子、ウコン(鬱金)、ニンニク、ショウガなどの香辛料などに鶏肉を半日ほど漬け込んだ後、金串に刺して「タンドール」という円筒形の土窯の中に吊り下げて焼いた料理です。「タンドール」は家庭にあることは稀なので、タンドーリ・チキンは基本的に外食で食べる料理だそうです。
 タンドールの中はとても高温なので、それほど時間をかけずに焼きあがることができます。余分な脂が落ちて、外はパリッと中はジューシーに仕上がるのが特徴です。
 ウコンと食紅で鮮やかな緋色に着色してあることが多いですが、色付けにパプリカパウダーを使用する場合もあります。高級なお店ではサフランなどで黄金色に着色したものもあるそうです。逆に食紅を用いないでスパイスの自然な色を活かした調理をする店もあります。
 タンドールは使いこむうちに、土の香りが立ってきて料理の味をよくすると言われています。タンドリーチキンも、タンドールによって微妙に味が変わります。インドでは炭火で焼くので、炭火の香りと使いこんだタンドールの香りがあいまって、より美味しくなるのだそうです。
 タンドーリ・チキンに用いる鶏肉は、主に骨付きのまま使用するそうです。骨のない鶏肉を使った場合は、「チキンティッカ」という別の料理になるそうです。





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