交流モーターの回転数

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更新日:
 2011年1月14日



◎交流モーターの回転数の計算
 交流電動機の回転数は、回転数(同期速度)をN、電動機の極数をP、周波数をfとすると、次式で表すことができます。
 N = 120×f / P (r/min)
 これは、1分間当たりの回転数です。

 正確には「スベリ」も計算に入れなくてはならないのですが、インバータで周波数を変化させた時は、そこまで考えなくても、ほぼ周波数に比例して変更できると思っても実用上は問題ないと思います。
 インバータ専用モータでない場合は、45Hz〜80Hz程度の範囲で運転をしてください。周波数が低すぎると通風ができなくなり、電動機が過熱します。一方、周波数が高すぎる場合は、ベアリングや軸受けの強度が足りなくなることがあります。


・出力0.2kw、4極、400Vのインバーター用モーター
 3相交流かご形モータ付減速機、出力0.2kw、4極、400Vのインバーター用モーターで減速比1/25がついている場合、インバーターで20Hzに周波数を落とした場合の回転数は。

 120×20 Hz / 4 = 600 rpm(※滑りは無視します。)
 600×1/25 = 24 rpm

 ∴ 20Hzに周波数を落とした時の回転数は24rpm



 

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