人体に関する数字

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更新日:
 2008年6月28日







◎人体と水分(2000年10月10日)
 人間の身体の60%は水分だと言われています。体重と比べての数字ですが、女性は少し低くて55%、子どもは70%、60歳以上の男性だと50%が平均的な数字だそうです。
 人間は、概ね1日に2.5リットルの水分の出入りがあります。出る方は尿で1.4リットル、汗や呼気などで1リットル、便などで0.1リットル。入る方は、0.3リットルは体内で生成されますが、残りは食べ物と飲み水で1.1リットルずつ摂取しています。
 水を多めに飲んで体内の有害物質を排出しようと呼びかける人もいます。アメリカのハーバード大学の研究グループによれば、コップ一杯の水を1日6回以上飲む人は、1日1回以下の人に比べ、膀胱ガンの危険率が半分程度だったそうです(2000年6月3日、日経新聞)。有害物質を排出するのに必要な水分量は、毎日2.4リットルだそうです。通常の2倍強だそうです。
 一般的に、体重の2%前後に相当する水分が減ると口の乾きを感じるそうです。健康のためには、それを待たず、思い出したら一杯、という方が良いようです。

◎人間が見える領域
 人間の目で見える領域の光を「可視光線」と呼びます。「可視光線」は、380〜780nmの範囲の波長の光です。物体で反射され、視覚で、色として認識される光(単一波長の人工光を除いて)は、様々な波長成分の光が混じり合っています。

◎人間が聞こえる音
 一般的に、人間が聞くことが出来る音の周波数は、個人差や年齢差もありますが、大体20Hz〜20,000Hz(20kHz)と言われています。人に聞こえる音を「可聴音」と呼びます。3万〜4万Hzくらいの音まで聞くことができる耳の良い人もいるようです。
 20kHz以上の周波数の音は人間には聞こえない音で、「超音波」と呼ばれています。また、20Hz以下で人の耳に聞こえないほど低い音を「超低周波音」といいます。超低周波音は、日常生活に及ぼす悪影響が懸念されています。
 超低周波音は、音というよりは空気の振動と表現した方が良いかもしれません。このような低い周波数の音は、空気中を聞こえない音として伝わるほか、地面などにも振動として伝わっていき、建物の窓枠や障子などをガタガタと揺さぶるなど、「低周波騒音」を引き起こす場合があります。また、耳で聞きとれない超低周波音を無意識に聞き続けることで、頭痛やイライラ、不眠症などを引き起こすことが報告されています。超低周波音の発生源は様々で、ボイラーや機械であったり、自然現象である場合もあります。実際に聞こえない音のため、原因を特定しにくかったり、超低周波音の特徴として周波数が少なく波長が長いだけに反射、吸収がされにくいため、対策が立てにくいことが問題となっています。

◎体に関するpH(1996年1月19日)
 胃液:1.8〜2.0
 尿 :4.9〜7.4
 母乳:6.8〜7.4
 唾液:7.2〜7.4
 血液:7.4
 涙 :8.2



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