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更新日:
2020年5月3日
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◎冷蔵庫の中が乾燥する理由(2019年1月27日)
冷蔵庫に入れておいた野菜が気付くとカラカラに乾燥していることがあると思います。何故、このようなことが起きるのでしょうか。
冷蔵庫がものを冷やす原理は、基本的にはエアコンと同じです。冷蔵庫内に冷たい空気を入れる一方、冷蔵庫内の温かい空気を吸い込み、その空気を冷やして、再度、冷蔵庫内に冷たい空気を入れる、ということを繰り返して冷蔵庫内の空気全体を冷やしていきます。冷蔵庫内の熱い空気は冷蔵庫外面(多くは側面か背面)から排熱されています。
この冷風、冷たい空気と食材が接触することによって食材の表面が乾燥していくと考えられます。冷蔵庫内に導入される冷風は、冷却されたことによって飽和水蒸気量が減っています。この空気の温度が上がれば、飽和水蒸気量も増えますので、水分を冷風中に含むことができます。仮に冷風の水分率が100%(飽和状態)だったとしても、冷やす目的の食材と接触することで食材の温度が下がり、冷風の温度は上がると考えられます。この時、飽和水分量が増えるため、接触した食材表面の水分も奪うことが考えられます。これが繰り返し起きることによって、少しずつ、食材表面の水分が失われ、乾燥していくものと考えられます。
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