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更新日:
 2018年3月15日






































◎ハワイ州(State of Hawaii)
 漢字では「布哇」と書きます。アメリカ合衆国50州の中で最後に加盟した州(1959年8月21日に加入)です。州都はオアフ島のホノルル市で、ハワイの島の中でオアフ島の人口が最も多く、約95万人(2010年)です。
 北緯28度・西経178度あたりから北緯19度・西経154度をつなぐ線上(約2,560km)に点在する約130の島々で構成されています。アメリカ合衆国本土の南西、日本の南東、オーストラリアの北東と太平洋の中央に位置しています。ポリネシアでは最も北にある列島で構成されており、ハワイ諸島のうちミッドウェー環礁を除いたすべての島が、ハワイ州に属しています。州全体が島だけで構成されているという点では、アメリカ合衆国で唯一の州です。
 主な島はハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島、ニイハウ島、カホオラウェ島の8つですが、人が住んでいるのはハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島とニイハウ島の7つです。

州都:オアフ島、ホノルル市

主な都市
 ホノルル(人口:391,000):州都、ハワイ州の最大都市
 パールシティ(人口:48,000)
 ヒロ(人口:43,000)
 カイルア(人口:39,000)
 ワイパフ(人口:38,000)
 カネオヘ(人口:35,000)
 カフルイ(人口:26,000)
 カポレイ(人口:15,000)
 ラハイナ(人口:12,000)
 リフエ(人口:12,000)

面積:16,634 km2(四国より少し小さい)(State of Hawaii Data Book, 2012)

人口:1,419,561人(米商務省統計国勢調査局2014年推定)

人種構成(純枠):(2010年国勢調査)
 白人系:33.6万人(24.7%)
 フィリピン系:19.7万人(14.5%)
 日系:18.5万人(13.6%)
 ハワイアン系:8万人(5.9%)
 中国系:5.4万人(4.0%)
 韓国系:2.4万人(1.8%)
 黒人系:2.1万人(1.6%)
 サモア系:1.8万人(1.3%)

・日系人人口(純枠)は18.5万人(オアフ島約15万人、ハワイ島約1.8万人、マウイ島約1.1万人、カウアイ島約6800人)。(2013年アメリカン・コミュニティー調査)
・日系人(混血を含む)の人口は31.2万人で、全米日系人(純・混血)約130万人の24%を占める。(2010年国勢調査)

・日系人(純粋)は州人口の13.6%と、マイノリティーの中では比系(14.5%)に次ぐ
(2000年国勢調査までは日系がトップ)。(2010年国勢調査)

・ハワイ州は全米50州の中で(純粋)アジア系人口の比率が最も高く(38.6%)、(純粋)白人系(24.7%)を上回っている。(2010年国勢調査)

人口密度:72.83人/km²(全米第40位)

公用語:英語、ハワイ語(ポリネシア語から派生)

日本との時差:-19時間

民族:様々な人種が暮らす多民族社会。ハワイ人以外の純血での最多率は白人系で次が日系、フィリピン系、中国系、アフリカ系、韓国系など。

宗教:多民族社会のため主にキリスト教。

気候:海洋性気候で年中東風が強く、年間を通して気温差の少ない温暖な気候。真夏でも35℃以上になることは殆どなく、冬でも15℃以下になることは殆どない。

州旗の由来:
 ハワイの8つの島にちなみ白、赤、青の3色を用いて8本のストライプで構成されており、左上にイギリス国旗をデザインしています。
 ハワイ州旗はハワイを象徴するもので、ハワイ王朝時代より、暫定政府、共和国、米国準州時代を経て現在まで、デザインは変わっていません。英国のユニオン・ジャックがあしらわれている州旗は米国で唯一、ハワイ州のみで、一時期、大英帝国の強い影響下にあった歴史の名残りです。
 ハワイ州旗は米国旗とともに並べて揚げられるのが通例ですが、ハワイ国家の歴史を記念する特定の場所では例外的に単独で揚げられます。代表的な場所として、イオラニ宮殿とヌウアヌにあるマウナアラ(王族霊廟)、そしてマウイ島ラハイナにある王族埋葬地のワイオラ墓地があります。

州の標語:
 ハワイ州のモットーは「ウア・マウ・ケ・エア・オ・カ・アイナ・イ・カ・ポノ(Ua mau ke ea o ka ʻāina i ka pono)」で、「大地の命は正義の元に永続する」と訳されます。このモットーはハワイ王国によって1843年に採用されたもので、カメハメハ三世が英国から王国を取り戻した際に行った演説で使われました。当時ハワイ王国は貴族階級の多大な負債を理由に英国によって一方的に併合されていました。
 カメハメハ三世によるロンドンに向けた抗議が受け入れられ、ハワイの自治権はカメハメハ三世の手に戻りました。

州歌:カラカウア王が作詞した、かつてハワイ王国の謳歌だった「ハワイ・ポノイ」が州歌になっています。

州花:マオハウヘレ。一般的にはイエロー・ハイビスカス(ハイビスカス・ブラッケンリッジー)として知られるハワイ固有種です。

州木:
 ハワイ語名はククイ。メレ(ハワイの歌)のなかにもよく描かれるこの木は、山の木々のなかでも葉色が薄いので、比較的簡単に見分けがつきます。実から採取する油で明かりを灯したり、魚料理の味つけに使われたことから、文化的に重要な木とされます。実のナッツからはレイが作られます。

州鳥:
 ハワイ州鳥であるネネ(Branta sandwiciensis/ハワイガン)はガチョウの一種で、ハワイ諸島固有動物です。鳴き声が名前の由来です。

州魚:
 ハワイ州魚として親しまれているフムフムヌクヌクアプアア(Rectangular Triggerfish/タスキモンガラ)は一時期、認定期限が切れたために「ハワイに州魚はいない」とメディアに報道されたことがありましたが、2006年の州議会で再び復位したという経緯があります。

◎ハワイの観光地
 ・ダイヤモンド・ヘッド(Diamond Head)


◎ハワイの美味しいお店
 ・カニ・カ・ピラ・グリル(Kani Ka Pila Grille)(アメリカン・カジュアル):Honolulu 
 ・グーフィー・カフェ&ダイン(Goofy Cafe & Dine)(ハワイ料理、カフェ):Honolulu 
 ・スターオブホノルル号(Star of Honolulu)(ディナー・クルーズ):Honolulu 
 ・タパバー(Tapa Bar)(バー、ブルーハワイ):Honolulu 
 ・パイナップルルーム(The Pineapple Room)(ハワイ料理):Honolulu 
 ・ハード・ロック・カフェ(Hard Rock Cafe Honolulu)(カフェ、ハンバーガー、アメリカ料理):Honolulu 
 ・バリ・ステーキ&シーフード(Bali Steak & Seafood)(ステーキ、ハワイ料理、シーフード):Honolulu 
 ・マハロハ・バーガー(Mahaloha Burger Waikiki)(ハンバーガー):Honolulu 
 ・ラム・ファイヤー(Rum Fire)(バー):Honolulu 


◎経済
・州総生産:785億1800万ドル(2014年)
 観光関連産業(州最大の産業):来訪観光客総支出額:148.57億ドル(2014年)、観光客数:828.3万人
・建設業:建設完成工事高:69億ドル(2014年)
・農業:収入:7.2億ドル(2012年)

・州経済成長率等(2014年)
 名目成長率:4.4%
 実質成長率:2.7%
 実質個人所得伸び率:2.7%

・消費者物価上昇率(ホノルル):1.4%

・ハワイ州年間予算:121億ドル(2014/15会計年度=2014年7月1日~2015年6月30日)

・州の経済問題
 ①住宅不足及び高い住宅価格(厳しい土地利用政策に起因する住宅供給不足が継続)
 ②殆どの物資(消費物資の約8割)を州外からの輸入に依存する為、民間統計によれば、全米主要都市のうち、ホノルルはニューヨーク(マンハッタン及びブルックリン)に次ぎ物価が高い。(特に、ガソリン代や、電力の殆どが輸入石油による火力 発電の為、電気料金等全米一)
 ③農業(砂糖、パイナップル中心)の衰退、製造業の未発達もあり、州経済は観光関連産業及び軍事関連支出に大きく依存。

◎通貨
 US$
 ドル紙幣は11種類、硬貨は6種類。

◎両替
 両替ができるのは空港、ホテル、銀行と街中の両替所。

◎電気事情
 60Hz、110~120V。プラグ形状は日本と同じ二極式(A型)が多い。これに1ピンが加わった3ピン型もあるが、2ピン型を差し込むことができる。

◎クレジットカード
 大手カード会社の国際カードはホテル、レストラン、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、コンビニエンス・ストアやショッピングセンターなど、あらゆる場所で使用できます。

◎チップ
 基本的にチップが必要です。目安は下記です。

・ホテル
 ルームメイド:$1~2(1人、1泊につき)
 コンシェルジュ:$1
 ポーター:$1(荷物、1つにつき)
 ルームサービス:料金の15%

・タクシー:料金の15%
      荷物をトランクに入れた時:$1(荷物、1つにつき)

・レストラン
 ランチ:料金の10~15%
 ディナー:料金の15~20%
 レストランではテーブル毎に担当が決まっているので、追加の注文などは同じ人に頼む。会計もテーブルで支払いをする。

◎車
 車は左ハンドル(右側通行)です。

◎国際電話
 国番号:1

◎トイレ
 ワイキキではショッピングセンターやホテルなどが建ち並んでいるため、トイレに困ることはない。郊外ではガソリンスタンドやコーヒーショップなどのトイレを借りるのが良いが、使うときには店の人に声をかけた方が良い。
 ワイキキのビーチやカピオラニ公園など、公共の場所には公衆トイレがあるが、トイレットペーパーは置いていない。
 アメリカのトイレは個室の仕切り壁やドアの上下が空いている。荷物を床に置いたり、ドアのフックに掛けると、ドア越しに手が伸びてきて盗まれるというケースもあるようです。

◎治安
 アメリカの中では治安は良く、旅行者にとっては、かなり安全な場所と言えそうですが、旅行者を狙った犯罪は多いようです。また、レイプ事件も増加しており、2001年にはオアフ島で約300件のレイプ事件があったそうです。
 比較的、犯罪の発生率が高いのはホノルルではダウンタウン、タンタラスの丘~マキキ、カリヒ地区。これらの地区には、なるべく近づかない方が良いようです。ダウンタウンは日中は問題ないようですが、夜間の一人歩きは避けるべき。
 市外ではナナクリ・ビーチ、エワ・ビーチ、カイルア・ビーチ、ノース・ショアなどが注意すべき地域です。カイルア・ビーチ、ノース・ショアでは車中荒らしが頻発しているそうです。

◎略歴
 紀元500~800年頃:マーケサス諸島から来たポリネシア人がハワイに住み着いたといわれている。
 1778年:英国のジェームス・クック、ハワイ群島に来航(サンドイッチ諸島と命名)。
 1795年:カメハメハ一世、ハワイ諸島を統一、ハワイ王朝を樹立。
 1841年:中浜(ジョン)万次郎、上陸。
 1850年:ジョセフ彦(アメリカ彦蔵)、上陸。
 1868年:最初の日本人移民(「元年者」)。
 1871年:日本・ハワイ修好通商条約締結。
 1881年:カラカウア王(ハワイ王国第7代)訪日、明治天皇と会見。
 1885年:「官約移民」始まる。日本領事館がホノルルに開設。
 1893年:ハワイ王朝転覆(リリウオカラニ女王退位、臨時革命政府樹立)。
 1894年:ハワイ共和国樹立。
 1898年:米国領となる。
 1959年:米国50番目の州となる。




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