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更新日:
 2015年9月15日





























国名:アメリカ合衆国(United States of America)
 「アメリカ」という名前は、イタリアの探検家でアメリカ大陸を確認したアメリゴ・ベスプッチのファーストネームから取ったものです。USA、U.S.、United States、Americaとも呼ばれています。
 アメリカ合衆国は、本土の48州、アラスカ、ハワイの2州と首都ワシントンD.C.から成ります。各州が自治権を持って、一州、一州が国家のように存在しています。広大な国だけに、地域によって都市の雰囲気も大きく異なり、山岳地域や砂漠から亜熱帯性の気候まで様々です。文化を発信するような活気あふれる大都市だけでなく、小さくても魅力的な都市がたくさんあり、多種多様な文化が混在しています。

首都:ワシントン特別行政区(Washington, District of Columbia; ワシントンD.C.;コロンビア特別区)
   全米50のどの州にも属さない連邦政府直轄の行政地区。
   経済の中心は東部のニューヨーク市。
   人口:65万8,893人(2014年7月1日推計値)

面積:962.8万km2(日本の国土の約25倍、ロシアの約半分、中国とほぼ同じ)

人口:3億875万人(2010年4月、米国国勢局)(中国、インドに続いて世界第3位)
   2億8,142万人(2000年の国税調査に基づく50州)
   2億4,870万人(1990年)
   2億2,654万人(1980年)

民族構成:白人75.1%、アフリカ系12.3%、アジア系3.6%、アメリカ先住民0.9%など。

人口密度: 33.7人/km2(2013年)

平均寿命
 2001年:男女:77.2歳、男性:74.4歳、女性:79.8
 2000年:男女:77.0歳、男性:74.3歳、女性:79.7
 1999年:男女:76.7歳、男性:73.9歳、女性:79.4
 1998年:男女:76.7歳、男性:73.8歳、女性:79.5

言語:主として英語(法律上の定めはない)

宗教:信教の自由を憲法で保障、主にキリスト教。
   キリスト教。宗派はバプテスト、カトリックなどあり、都市によって分布に偏りがある。少数だがユダヤ教、イスラム教など。
   プロテスタント諸派(51%)、ローマカトリック教会(25%)、ユダヤ教(1%)、その他(10%)、無宗教(13%)

独立:1776年7月4日(宣言)
   1783年9月3日(承認)

◎国旗
 Stars and Stripes
 13本のストライプは1776年建国当時の州の数、50の星は現在の州の数を表しています。

◎国歌
 Star Spangled Banner

◎行政(2015年4月)
 政治体制は50州とコロンビア特別区で構成される連邦共和制国家である。それぞれの州は高度な自治権を持っているが、連邦政府の有する権限は非常に強大である。連邦政府は、立法、行政、司法の三権分立制をとるが、その分立の程度が徹底しているのが大きな特徴である。
元首であり、行政府のトップである大統領は、間接選挙で大統領選挙人を介し、選出される。任期は4年で3選は禁止。行政府は、大統領と各省長官が率いる。

◎政治体制(2015年4月)
 政体 :大統領制、連邦制(50州他)
 議会 :二院制
     上院:100議席、任期6年(2年毎に約3分の1ずつ改選)
     下院:435議席、任期2年(2年毎に全員改選)
 一般的に、上院は上流層の意見を反映し、下院は中流層、下流層の意見を反映しているとされている。大統領は上下両院のバランスをとる役割を期待されている。
 議席は歴史背景から共和党と民主党による二大政党制が確立している。基本的に東西両海岸沿いに民主党支持者が多く、中部に共和党支持者が多いと言う地域的特色があると言う調査結果が出ている(赤い州・青い州)。他にも少数政党はいくつか存在するが二大政党を覆す程には至らず、時折選挙戦で注目を浴びる程度である。

 元首 :バラック・オバマ(Barack H. Obama)大統領(2009年1月20日就任、2013年1月20日再任。1期の任期4年。憲法により三選は禁止。)

◎軍事力
 国防予算:5,813億ドル(2014年度)
      5,831億ドル(2007年)

 兵役:志願制

 兵力:約131.1万人、2015年5月31日現在
    約138.5万人、2008年6月30日現在(除:予備役110万人、2008年5月31日現在)
経済(単位 米ドル)

◎経済(単位 米ドル)
・主要産業:工業(全般)、農林業(小麦、トウモロコシ、大豆、木材他)、金融・保険・不動産業、サービス業

・名目GDP:17兆4,189億ドル(2014年)
       13兆8,438億ドル( 2007年)

・一人当たり名目GDP:54,596ドル(2014年)
            45,845ドル(2007年)
・経済成長率:2.0%(2007年)

・失業率:5.5%(2015年5月)
     5.7%(2008年7月末)

・在留邦人数:
 414,247 人(2014年10月現在、50州)
 370,386人(2006年10月1日現在、50州)

◎総貿易額
 輸出:16,351億ドル(2014年)
    11,624億ドル(2007年)

 輸入:23,709億ドル(2014年)
    19,569億ドル(2007年)

◎主要貿易品目
 輸出:航空機、燃料油、石油製品、自動車、同部品、医薬品(2014年)
    自動車、同部品、半導体、コンピューター関連製品、航空機、電気機器(2007年)

 輸入:原油、自動車、同部品、医薬品、時計等、コンピューター(2014年)
    自動車、同部品、原油、コンピューター関連製品、医薬品、衣料品(2007年)

◎主要貿易相手国
 輸出:カナダ、メキシコ、中国、日本、ドイツ(2014年)
    カナダ、メキシコ、中国、日本、イギリス(2007年)

 輸入:中国、カナダ、メキシコ、日本、ドイツ(2014年)
    中国、カナダ、メキシコ、日本、ドイツ(2007年)

◎在留邦人数
 414,247 人(2014年10月現在、50州)

◎在日当該国人数
 50,515人(2014年6月現在)(ただし、外交官、公用滞在者、在日米軍を除く。)



☆USA生活情報

◎通貨(2015年9月)
 通貨単位はドル($)とセント(¢)。紙幣は1、5、10、20、50、100ドルがあります。なお、50、100ドル札は、小さな店で扱わないこともあるので注意が必要です。
 ドル紙幣の肖像は、1ドルがワシントン(1732〜1799)、2ドルがジェファーソン(1743〜1826)、5ドルがリンカーン(1809〜1865)、10ドルがハミルトン(1557〜1804)、100ドルがベンジャミン・フランクリン(1706〜1790)です。このうち、ハミルトンだけは、大統領に就任していません。
 硬貨は1、5、10、25、50、100セント(=$1)の6種類だが、50セント、1ドル硬貨はあまり流通していません。

・紙幣
 1、5、10、20、50、100ドル
 
・硬貨
 1、5、10、25、50、100セント

◎為替レート
 1米ドル=122.56円(2015年6月18日)
 1米ドル=120.87円(2015年1月9日現在)
 1米ドル=107.8円(2008年7月末)

◎時差(2015年9月)
 アメリカ本土内には4つの時間帯があります。
・太平洋標準時 (Pacific Standard Time:PST):日本時間−17時間(ロスアンゼルスなど)
・山岳部標準時(Mountain Standard Time:MST)日本時間−16時間(デンバーなど)
・中部標準時(Central Standard Time:CST)日本時間−15時間(シカゴなど)
・東部標準時(Eastern Standard Time:EST)日本時間−14時間(ニューヨークなど)
・ハワイは、ハワイ標準時で日本時間−19時間です。

 夏はデイライト・セービング・タイム(夏時間)を採用し、1時間時計の針を進める州がほとんどです。その場合、日本との時差は1時間短くなります。ただし、アリゾナ州、ハワイ州、ならびにプエルトリコ、バージン諸島、および米国領アメリカ領サモアの各領土では、では夏時間は採用されていません。アメリカの法律は、夏時間を採用するか否かを各州が選択することを認めています。
 夏時間を取り入れる期間は、4月の第1日曜日の現地時間午前2時に時計が1時間進められ、10月の最終日曜日の同じく午前2時に1時間戻されます。これらの日が移動日に当たる場合は、タイムスケジュールに十分、注意してください。

◎移動時間(2015年9月)
 直行便の場合、成田からロスアンゼルス(西海岸)までは約10時間、ヒューストン(西部)までは約12時間、シカゴ(中西部)までは約11時間30分、アトランタ(南部)までは約12時間30分、ニューヨーク(東海岸)までは約13時間です。

◎ビザ(2015年9月)
 90日以内の観光、商用が目的の場合、基本的にビザは不要です。ただし、頻繁にアメリカ入出国を繰り返していたり、アメリカでの滞在が長い人は入国を拒否されることもあります。なお、ビザ免除者はESTAによる電子渡航認証の取得が義務付けられています(陸路入国を除く)。

・パスポート
 パスポートの残存有効期間は、入国日から90日以上あることが望ましい。

・ESTA(エスタ)
 ビザなしで渡米する場合、2009年より電子渡航認証システム(ESTA:エスタ)が導入され、事前に渡航認証を取得する必要があります。申請は渡航の72時間前までに、ESTA専用のウェブサイト(https://esta.cbp.dhs.gov/)から行います。日本語の手続きの案内に従って、申請者情報、パスポート情報、渡航情報、米国滞在中の住所(滞在先のホテル)などの必要事項をローマ字で入力します。料金は有料で$14です。アメリカン・エキスプレス、マスター、ビザなどのクレジットカードで決済します。

・パスポート
 ビザなしで渡米する場合、機械読み取り式のパスポートでないと入国できません。読み取り式でない場合はビザが必要です。
 なお、2006年10月26日以降に発行されたパスポートはIC旅券でなければならないとしています。IC旅券は、表紙にIC旅券を示す世界共通のマークが入っています。
 2006年10月26日より前に発行されたものは、IC旅券ではありませんが、機械読み取り式となっているので問題ありません。ただし、日本国内で発行されたパスポートは問題ありませんが、海外で発行された日本のパスポートは注意が必要です。

・「機械読み取り式でないパスポート」
 パスポートの写真のあるページの下部に「THIS JAPANESE PASSPORT IS NOT MACHINE READABLE」と記載されていたら、機械読み取り式でないパスポートに該当します。

◎税関(2015年9月)
 酒類は、21歳以上で個人消費の場合は1L、おみやげは$100相当まで無税です。たばこは200本(または葉巻50本、刻みたばこなら2kg)まで無税です。

◎電気事情(2015年9月)
 電圧は120Vで3つ穴プラグです(アース付)。100V、2つ穴プラグの日本製品も使えますが、電圧が高めですのでトランスを使用した方が安心でしょう。フリー電源での機器であれば、問題ありません。

◎クレジットカード(2015年9月)
 大手カード会社の国際カードは、主要なホテルやショッピングセンターで使用できます。

◎税金(2015年9月)
 物を購入するときにかかるセールスタックス(Sales Tax)とホテルに宿泊するときにかかるホテルタックス(Hotel Tax)があります。税率(%)は州や市によって異なります。
 また、レストランで食事をした場合はセールスタックスと同額の税金、またそれに上乗せした税金がかかります。
 なお、オレゴン州ポートランドやモンタナ州などではセールスタックスはなく、ルイジアナ州やテキサス州では海外からの観光客に対して税金の払戻制度があります。

◎チップ(2015年9月)
 レストラン、タクシー、ホテルの宿泊(ベルマンやベッドメイキング)など、サービスを受けたときにチップを渡すのが慣習となっている。額は、特別なことを頼んだ場合や満足度によっても異なるが、以下の相場を参考にしよう。

・レストラン
 合計金額の15〜20%。サービス料が含まれている場合は、小銭程度をテーブルやトレイに残して席を立つ。

・タクシー
 運賃の15%が目安だが、最低でも$1。

・ホテル宿泊
 ベルマンは荷物の大きさや個数によって1個につき$2〜3。荷物が多いときはやや多めに。ベッドメイキングは枕元などに$1〜2。

◎水(2015年9月)
 水道の水をそのまま飲むこともできるようですが、ミネラルウォーターを購入するのが一般的です。ホテルの売店、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで販売しています。

◎電話(2015年9月)
 アメリカから日本へかける場合、(03)1234-5678へかけるには、以下の手順でかかります。
 @011(国際電話識別番号)
 A81(日本の国番号)
 B3(市外局番の最初の“0”は取る)
 C1234-5678(相手先の電話番号) 

◎単位
 距離や長さ、面積、容量、速度、重さ、温度など、ほとんどの単位がSI単位ではなく、米国慣習制度が使用されているため、日本の度量衡とは異なっています。
 もともとは大英帝国制度に由来するものですが、現在では多くの点で英国の制度とは異なっています。また、国際単位制度であるメートル法が採用されているものの、アメリカ人は主として米国慣習制度を用いています。

・長さ
 in. (インチ)
 foot (フィート)
 yd (ヤード)
 mi (マイル)

・面積
 psi (平方インチ)
 sft (平方フィート)
 syd(平方ヤード)
 acre (エーカー)
 sq.mi. (平方マイル)

・重量
 oz (オンス)
 lb (ポンド)
 ton (トン)

・液量
 oz (オンス)
 c (カップ)
 pint (パイント)
 quart (クォート)
 gallon (ガロン)

・温度
華氏 (F)

◎車(2002年4月)
 車は左ハンドル(右側通行)です。

◎国際電話(2002年4月)
 国番号:1

◎祝祭日(2015年4月)
 州によって祝日となる日(※印)があります。なお、店舗などで「年中無休」をうたっているところでも、元日、サンクスギビングデイ、クリスマスの3日間はほとんど休みです。
 また、メモリアルデイからレイバーデイにかけての夏休み期間中は、営業時間などのスケジュールを変更するところが多い。

 1月1日   元日
 1月第3月曜 マーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師誕生日
 2月第3月曜 大統領の日
 3月17日   ※ セント・パトリック・デイ
 4月第3月曜 ※ 愛国者の日
 5月最終月曜 メモリアルデイ(戦没者追悼の日)
 7月4日   独立記念日
 9月第1月曜 レイバーデイ(労働者の日)
 10月第2月曜 ※ コロンブス記念日
 11月11日  ベテランズデイ(退役軍人の日)
 11月第4木曜 サンクスギビングデイ
 12月25日  クリスマス

◎ビジネスアワー
 以下は一般的な営業時間の目安です。業種、立地条件などによって異なります。スーパーは24時間、または24:00くらい、都市部のオフィス街なら19:00頃の閉店も珍しくありません。

・銀行:月〜金曜、9:00〜17:00

・デパートやショップ:月〜金曜、10:00〜19:00、土曜、〜18:00、日曜12:00〜17:00

・レストラン:朝からオープンしているのはコーヒーショップなどです。朝食は7:00〜10:00、昼食は11:00〜14:00、ディナーは17:30〜22:00。バーは深夜まで営業。

◎年齢制限
 州によって異なるが、飲酒可能な年齢はほぼ21歳からのようです。場所によっては、お酒を買うときにも身分証明書の提示を求められます。ライブハウスなどお酒のサーブがあるところも身分証明書が必要です。
 アメリカでは若年層の交通事故がとても多く、大手レンタカー会社では、一部の例外を除いて25歳以上にしか貸し出さないようです。21歳以上25歳未満の場合は割増料金が必要なことが多いようです。

◎ビデオ(2015年9月)
 ビデオは日米ともにNTSC方式で、ブルーレイ・リージョンコードは日米ともに「A」なので、アメリカのソフトは日本で再生が可能です。
 アメリカのDVDは、日本のリージョンコード「2」が含まれたソフトであれば再生が可能です。DVDを日本から持ち込む場合は、アメリカのリージョンコードが「1」のため、再生できません。

 ※ リージョンコードはDVDソフト、プレーヤーに設定されているので、双方が一致しなければ再生できません。リージョンフリーのDVDプレーヤーならコードに関係なく再生可能です。

◎略史

1776年 独立宣言
1783年 英国が独立を承認
1787年 合衆国憲法制定
1789年 初代大統領ワシントンの選出・就任




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